磯師になりたい

磯釣り初心者が成長するかしないかの微妙な記録。釣果以外にも釣りのことを色々と。

2014.01.29 根府川大根

今年の初磯釣行となる根府川大根に行ってきました。

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朝日が気持ちいいです!

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根府川大根が見えてきました

まぁ、初と言っても磯自体が2回目なので、行った事のある磯は江ノ島表磯しかないのですがw
駐車場に7時くらいに到着し、コマセやらタックルの支度を済ませ、実釣開始したのが8時くらい。
この時点で周りには他には誰もいなくて結構寂しいw

用意したタックルは1.5-5.3mの竿に2000番リール。
道糸ナイロン2号にハリスはフロロ1.5号。
グレ針5号に、刺し餌は生オキアミ。
ハリスを1ヒロ半程度取って遊動を30cmくらい、ウキ00号にG7を打ってゆっくり沈めながら棚を探ろう作戦。

開始早々に入っていくウキを合わせると掛かったのはウミタナゴ
まぁ、そんなに上手い具合にはいかないかw

それからずっとアタリも無いわけですが。
9時くらいに2人の磯師さん登場。
そのうちの1人の方がこちらに来てご挨拶。
良くわからないなりにも自分の感じるままの状況を話すと、あとで隣に入ると思うのでよろしくお願いしますと非常に礼儀正しくマナーの良さを感じる方でした。
場所によっては常連が幅を利かせて、余所者は邪険にされるなんて話を聞くこともしばしばあります。
磯釣り初心者で、右も左もわからないまま単独釣行してる自分としては、周りで釣りをしている人がこういう人だと非常に安心できますね。


だからと言って釣れるわけではないんですがw


ほんと全然アタリも無いわけですよ。
時間ばかりが過ぎます。
周りも釣れてる様子は無いし、やっぱり渋いのかな・・・

14時過ぎくらいになり、ちょっと陽気な感じで「釣れましたよー」「もし良かったらいりますか?」と玉網を持ってこちらに来る人が。
見てみると40cm弱くらい?のグレです。
お土産に欲しかったけど、自分で釣った魚じゃないとダメだと自分に言い聞かせ遠慮しましたw
その人が釣り座に戻る後姿を見ると「ISO FINALIST」の文字がw


ちょwww


シマノジャパンカップ磯に出てたS選手じゃないですかwww
こんな地磯の小場所に来たりもするんですねぇ。
トーナメンターの人とかは沖磯ばっかり行ってるもんだと思ってました(偏見w

S選手の話によると棚が2mそこそこだったようなので、2ヒロ半取っていた棚を浅めに変更。
コマセを打つ位置とかも真似ながらやってみる。
すると早速ヒット!
手のひらに収まる木っ端だけどグレです!
サイズの問題ではなく、ここにグレはいるんだと確信を持って攻めることが出来るためのサイズ以上に大きな意味のある1匹です。

少しすると、また木っ端がヒット。
沖側を狙っていたけどサイズが上がらないので、足元のハエ根の際に狙いを変更。
すると22cmがヒット。
20cmを超えるとやっぱり小さくても引きが強い魚だなぁと感じます。
このくらいのサイズは自分1人の晩飯にはちょうどいいサイズではあるんですけどね。
2回目の磯釣りとなる今回の目標は30cmです。
食材にはなるなぁと思いつつも、とりあえずリリース。

ハエ根周り、サラシ周りを攻めているとヒット!
ちょっとサイズアップの28cm。
結構丸々としててコンディションのいいグレでした。

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ちょっと写真だと口の位置がズレてますが、ちゃんと合わせると最長部で28cmを若干越えるくらいです。

目標の30cmには一歩届かず・・・でも、とりあえずは過去2回の磯釣りで最大ではあったので記念にキープですw


いいんです。

良型じゃないけど。

目標サイズ以下だけど。

そんなサイズで喜ぶなと言われようが。

まだ2回目、これからです。


この魚を最後にアタリも無くなってしまい、16時くらいで納竿です。
片づけを済ませ、先ほどの2人の方とS選手に色々教えてもらったり、ちょっと雑談して終了です。
大した釣果は上がりませんでしたが、周りも苦戦していたようで口々に「渋かった~」と言っていました。
それでも最大で30cm台半ばくらいを上げていたりしたようです。
やはり経験値の違いでしょうかねw
それでも、当日の状況で釣果を上げられただけ立派だと言って頂きました。
一応、良型とは言えないまでも自己最大のグレは釣れたことだし、少し前進したと前向きに受け止めておきますw

釣果としては数も出なかったし、単独釣行での不安もあったけど、周りの人に恵まれ気持ち良く釣りが出来た1日になりました。

次こそ最初の低い目標30cmを!w



2014.01.04 網代港

あけましておめでとうございます。

年始早々ですが釣りに行きたい病は治まることを知らず、さっそく網代港へ。

いきなり磯釣りじゃないのかよっていうツッコミは無しの方向でw
予報では午後になると風が強くなりそうだったので、朝マヅメをメインでの釣行予定でしたが予定通りに出発出来ず、現地に着いたのは7時頃。
遅れてしまった以上、あわてることも無いので相方さんの準備を済ませ、コマセを混ぜ混ぜ(笑)
竿の準備をする前に、とりあえずコマセをまいてみるかと水面を見ると・・・
トウゴロウイワシと思われる群れ・・・なんてレベルじゃない、まさに絨毯(笑)
一応、コマセを打ってみると予想通りトウゴロウイワシが塊に。
トウゴロウイワシがバランスボールみたいな塊になったかと思うと、続いて赤みがかった魚の群れが押し寄せます。


・・・が、どう見てもネンブツダイです、本当にありがとうございました(笑)


ネンブツダイが押し寄せる中、違うのが混じってるな・・・と、見てみたところ木っ端グレかな?
まぁ、木っ端だったとしても、グレの存在が確認できたのであればちょっと期待できるかなと前向きに考えておくことに。
というのも、本来はグレ釣りに磯に行きたいのですが、相方さんが一緒だとどうしても漁港などのお手軽フィッシングを選択することになってしまいます。
しかも、網代港でグレを狙いたいなら白灯堤防から外側を狙いたいところですが、釣り座を構えたのは新堤防です。
どこ狙っていいのかさっぱりわかりません(笑)

そうこうしてる内に、相方さんがサビキで何か釣ったようです。
フカセだろうと、サビキだろうと、そこにいる魚がわかるのであれば貴重な情報です。
さっそく見てみると、スズメダイでした。
もしかして、木っ端に見えたのはこいつか・・・
いやいや、だからと言ってグレがいないわけじゃないはずだ。
と、言い聞かせグレを期待しながらウキを見つめる。

先に来て釣りをしていた友人が来たので「どんな感じ~?」などと情報交換。
話をしながら余所見していたところ、手元に伝わる明確なアタリが!

おっ!これはネンブツダイとかスズメダイじゃないぞ。
かと言ってグレの力強さでもない。
なんだろう?とワクワクしながら上がってきたのは15cmくらいのメバル
サイズはたいしたこと無いけど、まぁ良しとしよう。

友人たちは午後まで釣りをしている時間が無かったらしく、10時半くらいに納竿して帰宅。
それから少しして、慣れない00号のウキがスーッと引き込まれる。
さっきのメバルより全然いい魚っぽいぞ。
上がってきたのは22cmのグレ。
良型ではないけど、グレの引きはやっぱり違うなぁ~。
少なくとも、足元に見える餌取りサイズではないグレが釣れた事でテンションアップ(笑)
しかし後が続かない・・・

サビキをしている相方さんはちょいちょい釣れているけど、上がってくるのはネンブツダイがほとんどで、たまにスズメダイ、トウゴロウイワシと10数cmの木っ端グレが混じるくらい。
まぁ、相方さんの釣果は飽きて帰りたいとか言わない程度に釣れてくれているので問題ない(笑)

しかし結果的に到着は遅くなったとは言え、朝マヅメをメインとして考えて出てきたので、夕方近くになってくるとさすがにれが。
明るいうちに片づけを済ませて帰ろうと思っていたので、尽き掛けたコマセで最後にネンブツダイで遊んで終わりにするかなーと。

とりあえず道具を片付ける前に一服して、のんびり自分の道具から片づけを始めようとしたところ、急に水面がざわつき始める。
パシャパシャとおびただしい数の小魚の群れが跳ね始めた。
回遊魚に追われているのか!?
気になってとりあえずオキアミを餌に投入してみる。
でも、小魚を追い込んでいる回遊魚がオキアミに反応するか?という疑問。
いや、オキアミに反応するわけが無い。と、自己回答(笑)
自己回答が済んだところで仕掛けを回収。
フカセしか考えてなかったので、ルアーもルアーロッドも車に置いて来た・・・
回遊魚を相手にする手段が無いじゃないか(泣)

すると回収している最中に小魚を引っ掛けたらしい(笑)
引っかかってた魚の正体はイワシ。
しかも、日中から絨毯のようにワラワラ泳いでいたトウゴロウイワシではなく、15cm程度のカタクチイワシ。
「それ餌にして釣れないかな?(笑)」と相方さんの冗談交じりの一言。
相方さんは冗談交じりで言ったみたいだけど、今出来る唯一の手段じゃないか!
仕掛けを作り直してる暇は無いので、フカセの仕掛けのまま背掛けにして投入。
もう薄暗くなってきてしまっているので、どこを泳いでいるのかさっぱり把握出来ないくらいに何も見えない。
とりあえず置き竿にして相方さんの様子を見ると、やはりカタクチイワシが釣れている。
途中でウキ釣りに仕掛けを変えて、1本針。
しっかり口で食っている。
たまたま口に掛かったのかな?
しかし、その後も口で掛かってくる。



あれ?



回遊魚に追われてる最中に餌食うってこと無いよね?
考えてみれば追われてるときの水面のざわつき方と全然違うな・・・
一斉にブワーッとまとまって逃げてるわけじゃない。
水面一帯が延々パシャパシャしてるぞ・・・
これ、もしかして追われてるんじゃなくて、捕食モードか!?
ってことは、カタクチイワシが相手だったらサビキでいいんじゃね?
急遽相方さんの仕掛けを、使い古しのサビキに変更してみる。
よく見たら枝スが3本しか付いてなくて、1本は針が折れていた(笑)
まぁ、折れていた枝スは切って2本針に。
相方さんが釣る→俺、魚を外してクーラーに入れる。の流れ作業開始(笑)
すでに真っ暗になってしまっていて、外す作業に手間取るのでプライヤーでカエシを全部潰す(と言っても2本だけど)。
結局、あたるけど乗せられなかったりすることも多く、数は伸びなかったけど、それでもザワつき始めてから納竿までの数十分の間に25匹ゲット。
揃いも揃って、ことごとく15cmぴったり(笑)
ちなみに25匹全部カタクチイワシ・・・のつもりでいたら、1匹だけマイワシが混ざってました(笑)
友人は「網代港に入ってくるのはウルメイワシらしいですよ~」と言っていましたが、この日はトウゴロウイワシ、カタクチイワシ、マイワシが釣れて、ウルメイワシだけ釣れませんでした(笑)
最後の最後で、カタクチイワシフィーバーに遭遇して、2人で盛り上がって納竿です。