磯師になりたい

磯釣り初心者が成長するかしないかの微妙な記録。釣果以外にも釣りのことを色々と。

2014.04.25 伊東港

今回はGWということもあり、旅行がてらの堤防釣り。
ホテルを伊東に取っていたため、伊東港です。

AM5時くらいに現地に入り、まずは準備。
準備をしている間に堤防の際を見ていた相方さんが何かを発見。
見に行くと「イカが泳いでる!」と。

可愛いサイズでしたがアオリでしょうか、確かに泳いでいるのが確認できました。
エギングの準備をしたくなるのをぐっとこらえてフカセの準備をw
なんせフカセはコマセの準備から始めると準備だけでも結構時間がかかるので・・・w

コマセの準備も出来て、とりあえず打ってみる。
うん、相変わらず木っ端が多いですね。
手始めに0ウキをセットして2ヒロ半くらいで入れてみたら15~16cmくらいの木っ端。
まぁ、前回はその木っ端すら食ってこなかったことを考えると、少しは魚にもヤル気があるって事なんでしょうか?w

それと前回もそうだったんですが、あそこは足元の少し浅めのところにコマセを打っても全く寄りませんね。
1本くらい離した所に打つと寄るんですが・・・。

フカセをやっている分にはそれでも構わないんですが、サビキしてる相方さんの足元には全然魚が見えません。
自分は釣れなくても、アタリが無くても釣る為に考えながら釣り自体を楽しめるからいいんですが、相方さんはそういうわけにも行きません・・・
自分より相方さんに釣れてくれないかな・・・と、思うものの投げることも出来ずサビキしか出来ないとなると手の打ちようも無くw

しばらくして、やっと自分のウキに明確なアタリが!

アワセると結構な重量感。
いや、重量感というよりかなりのパワーです。

なんだこの引きはッ!?

元々霞ヶ浦、北浦あたりでバス釣りをしていた感覚のせいか、細いラインを使う機会があまり無く、ここまで強烈だと1.7号ハリスでのやり取りがすごく心細いですw
実際1.7号だと、キズが入ってさえいなければ単純な引っ張り合いで切れることって中々無い強さなんですけどね。
切れるとすれば歯で傷つくか根ズレです。
ちゃんとドラグが出て行くセッティングにさえなっていれば、引っ張り合いでは絶対切れません。
・・・と、頭ではわかっていても感覚は別ですw
怖いものは怖いんですw

なんとかやりとりをして見えてきたのは・・・ボラですw
堤防の高さが4mくらいで、持っていたタモが450です。
自分の直下まで寄せて、ほぼ垂直にタモをを出さないと入りません。
直下に寄せるってことは竿が垂直ってことです。
いくら穂先がTAFTECとはいえそんなこと出来ませんw


・・・無理ですw



結局、すぐそばにいた釣り人の方がタモ入れしてくれて何とか獲れました。
正確には測りませんでしたが、大体50cmくらい。

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ボラって引き強いですよねw
30cmクラスでも結構楽しめるのに、50cmクラスは強烈でしたw
嫌われ者のボラですが、ちゃんと下処理して、しょうがを利かせたから揚げとかにすると結構美味しいんですよ?w
手ごろなサイズが釣れちゃった時は1回キープしてみるのもアリじゃないかと思います(マジで)。
まぁ、さすがにこんなサイズはキープしませんけどw

それからしばらくはまたアタリも遠のきましたが、何とか23cm(手計測w)のメジナを1匹ゲットw
このサイズをキープしてもなぁ・・・と思いつつ、相方さんに「どうする?」と聞くと・・・
「もう釣れないかも知れないからキープしとけば?w」


おいwwwもう釣れないとか言うなwwww


と、いうことで保険的にキープw
しかし、単発のアタリで終わり全然釣れないのも事実。
いい加減釣れる気がしなくなってきましたw

すると忘れた頃にアタリが!

さっきのボラを釣ったとき、瞬間的に走ったときだけドラグが出る程度に調整出来てたドラグがズルズル引き出されていきます。
このとき既にハリスを1.5号に落としてました。
やり取りしながら少しずつドラグを締めて何とか押さえ込もうとするものの、締め過ぎるとレバーブレーキじゃないので竿がのされたら引っ張られて切れるか、無理にやり取りすれば竿が折れるだけです。

沖磯でオナガを相手にするわけでもないので強引なやり取りに持ち込めるようなタックルでもないです。
ドラグと竿の弾力で、ただ耐えるだけで精一杯です。
自分の釣り座ではやり取りが出来なくなり、隣の釣り座にいた人が場所を空けてくれて移動しながらドラグを出され続け・・・

結局は太刀打ちできずに針外れ。
魚種は確認できませんでしたが、今まで掛けた魚の中で最大だったのは間違いないと思います。
少なくとも釣りあげたボラとは比にならないパワーでした。
全く浮かせることが出来ず、魚種すら確認できなかったのが悔やまれます・・・
腕もタックルも追いついて無かったですね。
腕が無いんだから、少なくともタックルくらいは無いとカバーしきれないってのを痛感しましたw
最低限レバーブレーキは欲しかったです。

しばらくすると、遠くで雷の音が聞こえ始めました。
近くの人と話しながら、やはり雷が迫ってからでは遅いということで撤収することに。
雨が降るだけならまだしも、竿を持ってる状態での雷は命取りになりますからね。
釣れて無かっただけに、何とか釣果を上げたい気持ちはありながらも断念です。

撤収準備も終わり、空を見上げると・・・





快晴w





あれ?さっきまでのどんよりした雲はどこ行った?w
何とも残念な展開ですが仕方ありませんw

結果、今回も惨敗です・・・(泣)